本日は2021年12月12日です。

きょうもお読み下すってありがとうございます。

きのうYouTube八重雲チャンネルにて

「垂水千本イチョウ」配信しました。

よろしかったらご覧下さいませ。

YouTubeダイジェスト

道路標識が出ています。

迷うことなく行けます。

イチョウ祭り開催中の「週末」はこのように

臨時駐車場&シャトルバス方式になります。

こんなふうに市を挙げての観光名所なんですが・・・

公園ではないんです。

「木を植えた男」ならぬ「イチョウを植えたご夫婦」です。

最初はどこでイチョウの苗を買ったらいいかもわからなかったそうです。

街路樹用のイチョウはあっても

園芸用のイチョウというのはなかなか無かったそうです。

草だけでなく

時代もイチョウを大歓迎する雰囲気ではありませんでした。

当時、山といえば、ヒノキやスギを植えるのが

当たり前だったからです。

イチョウ園

ここは無料です。

良心的です。

見頃は例年、11月下旬から12月上旬です。

ただし、今年2021年は、例年より1週間くらい早い黄葉で、12月に入るとピークを越えてました。

観光協会のHPより チラシです。

今年は黄葉が早かったので

イチョウ祭りは、後半の1週間は

ちょっとピークが下がりすぎ、という風景になりました。

「祭り」が必ずピークとは限りませんので

よく調べてから行ったほうがよいと思います。

(行政がからむので、直前になって祭り期間を変更できない)

シャトルバス

イチョウ祭り期間中の土日は

「臨時駐車場シャトルバス方式」(無料)です。

平日は違いますよ。

シャトルバスといっても

そんなにめんどうな話ではなく

バスに5分乗るだけです。

バスもじゃんじゃん出発します。

というか、歩いても行ける距離でもあります。

バスを用意してくれて

親切だなあと思いました。

ライトアップ

なかなかの規模のライトアップです。

漆黒の闇にイチョウの黄色が映えます。

これも無料です。

(良心的すぎるので、ぼくは垂水市内で買い物して帰りました!)

動画で雰囲気をどうぞ

ひとつ、注意というか

お知らせというか、ライトアップは

こんなカンジだよ、と報告です。

夜は混みます。。。

夜はシャトルバスが終わっているので

本来の駐車場のみの運用となります。

写真は平日の夜の映像ですが、わりと混みます。。。

夜は小さな臨時駐車場(昼とは違う)もあります。

500メートルくらい下にあります。許可済みの臨時駐車場だそうです。
この臨時駐車場、イチョウ園までは歩いてすぐです。
ので、夜はイチョウ園入口まで行かず、臨時駐車場に停めたほうがよいかもしれません。
イチョウ園まで行ってしまうと、Uターンしたりいろいろ面倒です。

まあ、のんびりいきましょう。

イチョウを植えたご夫婦

「木を植えた男」という本がありました。

その話を現実で行ったようなご夫婦です。

夫の中馬(ちゅうまん)吉昭さんが

一方的に情熱を持っていた、というわけではなく

奥様信子さんも夫に負けないくら

イチョウに愛情を注ぎました。

夫婦の協力でイチョウの森を作りました。

今後のイチョウ園

イチョウ園はこれで完成ではありません。

これから桜も植えようと意欲満々です。

その場所とは

この真ん中の緑の部分。

この場所を2021年5月に取得したそうで

ここはイチョウではなく桜にしたいということでした。

回遊性が良くなるとともに、

秋も春も楽しめる山にしたい、ということです。

中馬さんの哲学

なぜ無料なのか。

その答えがインタビューの中にあるかもしれません。

本編で紹介できなかった、中馬さんのインタビューをご紹介します。

映像作品や雑誌で紹介は、とかく

イチョウ園は「町のための自己犠牲」という

美談なストーリーを作りがちになります。

中馬さんの気持ちとしては

インタビューで答えた

気持ちのようです。

取材したぼくが中馬さんから感じたのは

「美談にされすぎても困るし、照れくさいし、

そんなに恩着せがましく森を作っているわけではない」

「けど、みなさんが喜んでくれるのうれしいし

イチョウは美しいので楽しんでください」

と、そんなふうな印象を持ちました。

今後も、さまざまな媒体で

イチョウ園が紹介されると思います。

そのなかには「美談」のみで紹介する

媒体もあるでしょう。

みなさんには

「中馬哲学」を知っていただいて

なにかの参考になれば幸いです。

きょうはここまで!

あすも良い日でありますように!

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