本日は2021年12月5日です。

YouTubeチャンネル「八重雲」に

旧佐世保無線電信所(針尾送信所)の

動画をアップしました。

ぜひ、ご覧下さいませ。

あまり知られていない重文

ここは

国指定の重要文化財です。

なかなかの戦跡です。

ぼくが知ったきっかけは「旅行雑誌」の

小さな記事からです。

現地に行ってみて「おおーー!!」と感動しました。

佐世保は

ハウステンボスがあるので

ハウステンボスに埋もれて

ここは皆さんへ

PRされることが

薄いかもしれないですね。

因みに表記は

文化庁にならい

旧佐世保無線電信所(針尾送信所)と

します。

現地に行くと

「針尾送信所」だけの表記も

たくさん見受けられますが

文化財登録表記が

旧佐世保無線電信所(針尾送信所)

なので、こう表記しますね。

さらに細かいこというと

文化庁では

「そうしんじょ」と濁ります。

しかし現地では

「そうしんしょ」というルビです。

ぼくとしては困ってしまい

YouTube動画内では

実は一度も

正式名称を言っていない・・

という苦肉の策をとりました。

YouTubeダイジェスト 未公開映像とともに

ここは国指定重要文化財です。

取材にあたっては、佐世保市教育委員会さんの撮影許可を頂いたうえでの撮影でした。

こんなふうに幹線道路から、ばっちり見えます。

看板もあるので、現地に行くには

迷うことはないです。

駐車場無料、入場無料、案内無料の善意の運営です。

塔自体がアンテナでななく

頂上に張った「ワイヤ」がアンテナです。

塔と塔は300m離れているので

だらーんとしちゃうんです。

「中国大陸方面」

「東京方面」「南方方面」へと

電波を飛ばしていました。

電力も大量に必要で、当時の

高性能発電機も装備していました。

ちなみに

未公開映像

これは電信室内のバッテリー希硫酸倉庫。

希硫酸を保管していたため、ボロボロになっています。

いまだに希硫酸の臭いもします。

重要文化財登録にあたって実施の

コンクリの劣化調査結果です。

現代のコンクリが50年でダメになる

という様子から考えると

驚異的な耐久性です。

コンクリートというのは

7割くらいが砂と砂利なんです。

セメントはいわば接着剤で、ほとんどが砂と砂利なんですね。

で、その砂と砂利が良質というわけです。

さらにいうと

鉄筋の鉄も、純度の高い鉄をつかっていたと思われます。

その証拠が

重機がない時代ですから

手作りです。

登った人だけが知る話

まずは本編から

経験者ならではの話

案内人・田平さん

ボランティアで週4日くらい、来てくださっています。

人がいないので、田平さんたちが必死で来るしかないのだそうです。

田平さん、ありがとうございました。

お体、大事になさってください。

ちなみに     

ウィキペディアでは

ウィキペディアで「針尾送信所」を検索しますと

わりかしはっきりと

旧佐世保無線電信所

(針尾送信所)からは

「ニイタカヤマノボレは

送信していない」となっています。

(2021年12月5日現在)

歴史研究の方が

なにかに基づいて書いたのかも

しれません。

動画制作者のぼくとしては

現場の案内人さんが

こう言っていたよ、という

カンジでして

史実をこうだ!と決めつけるものではありませんので

ご了承くださいませ。

きょうはここまで!

あすも良い日でありますように!

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