本日は2022年4月24日です。
きょうもご覧くださりありがとうございます。
YouTubeにて「伊賀くみひも」配信いたしました。
「くみひも」の技は門外不出。
紋様をマネされないよう、秘密の技術なのです。
その「くみひも」の製造過程にカメラが潜入!
よろしかったらご覧下さいませ。
YouTubeダイジェスト



伊賀くみひもです。
これは「平たいヒモ」

国指定の伝統的工芸品です。


簡単にいうと「三つ編み」だそうです。

古くから和装、着物で使われます。

伊賀というのは、わりと関西に近いんです。

組紐は「平たいヒモ」「丸いヒモ」「羊羹型のヒモ」など、さまざまな形があります

かわいいアクセサリーもあります。
上野公園横「組匠の里」にたくさんありますよ。



江戸時代にはなかった商品ですね。


職人さんが使う組台(くみだい)←こういった機械の総称

ここは組匠の里
おみやげ品たくさんと、体験教室あります。
2016年公開アニメーション映画「君の名は。」で組紐がでてきます。
当時、ちょっとしたブームだったということです。

ご家庭でできる組台。

丸台の実演です。
松島俊策さんは伝統工芸士です。

ほんのり伸び縮みするのが、組紐のよいところです。

伸縮性が締めるのに、ほどよくいいんですね。


編んでいるから、伸びるんです。

美しいこの動きに法則はあるのでしょうか?

ひとことでいうと、バランスだそうです。


実は映像で記録することは、異例のことです。

デザイン(紋様)は先人が苦労して生み出した技です。
複雑な動きは誰にも知られないよう、門外不出だった、というわけです。

この話も意外でした。


出来上がりから逆算された糸玉。
この糸玉が組紐作りのキモです。
一見、華やかな組台の作業に目がいきがちですけど
やっぱり縁の下の力持ちというか、事前の準備が重要なんですね。


ご厚意で撮影させてくださいました。
ありがとうございました。

それではきょうはこのへんで!
あすも良い日でありますように!!